2007.01.22

そのまんま東知事誕生に たけし軍団の思い出

まさかのそのまんま東氏の宮崎県知事当選、あの東がと思う反面、大学時代土曜日というと授業をサボっては見た。アイドルパンチで体を張ったパフォーマンスをしたたけし軍団を思い出す。

たけし軍団というとスーパージョッキーの熱湯コマーシャルを思い出す人が多いが、元々は土曜日の5時30分からTV朝日でやっていた「アイドルパンチ」のたけし軍団のコーナーのほうが古い。(その後司会が片岡鶴太郎に代わった)

当時のメンバーはというとすがぬま伸、ツーツーレロレロ(東国原英雄、大森博文)、松尾憲造、古田古、立川ダンカン、柳ユーレイで、あのガダルカナル・タカもラッシャー板前もいなかった。名前も本名が多く、ラッシャーが入ってしばらくして一気に今の名前になった。

記憶だと、ラッシャー>タカ&ポポ(枝豆)のような気がする。ダンカンは「ふんころがし」という名前をつけられた。

アイドルパンチでは多摩テックに行って鬼に空気銃で軟球ボールを当てるゲームの的になったり、屋外でサバイバルゲームやらされたりというどちらかというとアウトドアだった。東と大森は古株で、少ない軍団の中でも目立っていた。

その後スーパージョッキーでも熱湯の前の新製品紹介「ジョッキー2」で新製品の試作台になるなどの体を張った芸をやっていた。鉄板の上に落ちて足を火傷させられるなんてこともしていた。

それ以降は良く知られていることばかりである。TVばかり見ていた大学時代をちょっと思い出したのである。

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2006.09.25

発見 タモリ倶楽部は平成の・・

鉄道ネタをときどきやるタモリ倶楽部、私が大学生の頃からやっているからもう20年以上の長寿番組で、コアなファンも多い。

鉄道ネタ以外でも興味深い特集のときがある。「長靴を買う」とか「地震研究所に行く」など覚えている。

もちろん萩原健太氏などを呼んでの音楽色の高い日もあるが、おおむね理科系っぽい造り。先週は製本工場見学だった。

よく考えてみたが、タモリ倶楽部は平成の「はたらくおじさん」ではないだろうか。

はたらくおじさん、30代以上なら社会の時間で1回は見たというNHKの教育番組、働く人の勤労風景や時には手のアップなどを写し、巧みなナレーションでその職業に興味を持たせるという構成だった。1981年に終っている。

タモリ倶楽部はこれをトーク番組にしたもの。だから中年以上がつい見てしまうのだ。NHKの教育は叩かれることの多い局で、いずれは廃止などとも言われているが、今もなお良質なカルト番組を作る数少ない局なので、私はずっと残って欲しい。

民放のバカなお笑いタレントが内輪話をするくらいなら「ピタゴラスイッチ」でも見て出直せと言いたい。

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2006.05.08

訃報 曽我町子さん

オバケのQ太郎初代声優で有名な曽我町子さんがお亡くなりになった。享年68歳、ご自宅で死去、友人が発見したそうだ。

曽我さんといえば私がまず思い出すのが「レインボーマン」のゴットイグアナ役である。後日談として曽我さんが話されていたが、本来はイグアナ役の塩沢ときさんがそのままゴットイグアナをやる予定だったが塩沢さんが固辞、そこで曽我さんにお仕事が回ってきたようだ。役では母親だが、実際は塩沢さんよりずっと若かったと聞く。

次は「電子戦隊 デンジマン」のヘドリアン女王の役、とてもはまっていた。好演が良かったのか次作「太陽戦隊 サンバルカン」にそのまま出たという後にも先にもこれしかないという例を作った。また曽我さんは戦隊モノに縁があり「恐竜戦隊 ジュウレンジャー」では魔女バンドーラとして熱演をふるった。

昨年の「魔法戦隊 マジレンジャー」では初の正義側を演じ、その元気なお姿を拝見させていただいたのであるが、放送終了後にまさか訃報を聞くとは思ってもみなかった。

心よりご冥福を祈る

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2005.11.10

10年間でただ1回

オタクのもともとの意味の一つに「非体育会系」というのがあり、昔は「帰宅部」なんて言われたものだ。私は体育が苦手(と勝手に思い込んでいた)のと軍隊式ルールがなじめず体育会系部活には入らず、かといって小学校時代から鉄道研究会があるわけでもなく学生時代と部活はほとんど無縁だった。

そんな関係でTVを良く見た。夏休みなどは8時間見っぱなし。朝のおはよう子供ショーからはじまり、モーニングショー、ベルトクイズQ&Q、ポーラ連続TV小説、花王愛の劇場、リビング2、3時のあなた、再放送、マンガキッドボックス、7時のアニメで都合12時間だね。視聴率モニターのようだ。

もちろん大人になっても癖は抜けず帰宅後はだいたいTVを見ていた。90年代はトレンディドラマが全盛で、その大半を見た。安田成美が好きだったので、彼女の出る番組はほとんど見たのである。

しかし結婚後、それがピタリと止まった。妻が大のTV嫌いだからである。妻は連続モノ等まず見ない、TV見ているかと思えば全部VTR、たまに見るのは刑事コロンボという私とは正反対の性格なのだ。従って私のTVを見る機会は10年で1/10になってしまった。

そんな私でもVTRに撮ってでも見たトレンディドラマが1つだけあった「ロングバケーション」である。最初こそ見なかったが、偶然TVをつけて驚いた。取引先が多かった江東区の新大橋が舞台ではないか。ストーリーも当時とすれば斬新で「次回が見たい」と久しぶりに思わせてくれる番組だった。松たか子を知ったのもこの番組からである。

終わってしまって往年の習慣が戻るかと思いきや戻らなかった。結局数回見て飽きるの繰り返しで、料理番組の方がまだ真面目に見ている。10年の間にTVの感性と私の感性が完全にずれてしまったようだ。もうそれで構わないと思っている。

今日、ラジオから「La La La ラブソング」が流れた。見ていた頃の自分を思い出した。

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2005.11.06

特撮

リンクさせていただいている「アイコのひとこえ。」にあった「特撮バトン」を一方的に受け取らせていただきました。40代の意見としてご笑覧ください>アイコさま

●最初に観たと思われる特撮番組は?

『ウルトラマン』

はっきりとした記憶はありません。ウルトラQも見たはず。
キャプテンウルトラからは確実な記憶。

●死ぬまでに観たい特撮番組は?

『レインボーマン』

と、いってもDVD出てるし、見ようと思えばいつでもOK。
差別用語大連発でもはやCS以外では出せそうにもありません。
「この薬でタケシはキ○○イになるぞ」 流せません。
この番組があるカルト集団の行動の参考になったとか。
ヤマトタケシの親父さんはクイズグランプリの司会「小泉博」さんだったよう敵組織のMr.Kは後にぴったしカンカンの名優になる平田昭彦さんだったのはぴったしカンカンをみていてもわからなかったです。

『マッハバロン』
前作「レッドバロン」はうけたけど、これは良くなかった。
水戸黄門の息子「東野英心」(あばれはっちゃくの親父)が出てました。日テレの特撮はもう一歩の感。

『キカイダー01』
キカイダーではなく、01です。01は視聴率がふるわなかったせいか
路線変更が多く、思えばこれが逆に締まって良かったです。第一部のハカイダー編、第二部 幽霊ロボット編、第三部 ビジンダー編 第四部 ワルダー編とそれぞれ個性的。なおここでも「キ○○イバト」というロボットが出てきてタイトルだけでスリーアウトチェンジの大技が出る。

『星獣戦隊ギンガマン』
戦隊モノは後ほどと思いますが、とりあえずエントリーする筆頭はこれ。
まぁ考えられた構成で文句なしの傑作ですね。心理描写はさすが小林靖子女史ならではです。敵のいがみ合いや作戦の整合性なども全く違和感なし。

『仮面ライダー龍騎
ライダー初の漢字モノとか言われたり、撮影はフィルムを逆にするという演者泣かせ(インタビューで「頭がおかしくなる」と答えていた)とはうらはらの完成品。ライダーの個性がよく出ていて、今VTRを見ても面白い。ちなみに平成ライダーでこれを越える作品はまだ見ていない。

●戦隊の中で自分を例えると何色?

イエロー。
太っているから。以上。

●恋人にしたいヒーローorヒロインは?

タイムピンク
以上!

他だとゴーピンク、デカイエロー、ハリケンブルーかな
敵も可なら
クウガの薔薇のお姉さん(七森美江ポリス)かフラビージョ、ターボレンジャーの
月影小夜子

●結婚したいヒーローorヒロインは?

妻帯者なのでなし。

●好きな特撮番組を5本あげて下さい。

『ギンガマン』
僅差
『タイムレンジャー』
僅差
『仮面ライダー龍騎』
1馬身
『ジェットマン』
1馬身
『仮面ライダー アギト』

あまり通向けを書いてもしかたないので

●好きなヒーローorヒロインを5人あげて下さい。

ヒロインは切ります

ギンガブルー
タイムレッド
津上翔一(アギト)
ズバット
イチロー

●好きな特撮ソングは?

『太陽戦隊サンバルカン』
アイコさんと同様。戦隊モノでは究極の一作

『仮面ライダー龍騎』
やっぱこれですかねー。OPのギターの泣きはなかなか

『死ね死ね団の歌』
言うことなし。

●お疲れ様でした。次に回す人、数名ご指名どうぞ。

鉄道仲間は「アニメ」専門みたいです

追伸:アニメならコンバトラーVの南原ちづるが好きですね。

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2004.09.26

小林靖子女史

特撮ファンになって何年だろう。仮面ライダーV3からだからかれこれ30年強になる。未だ楽しみに見ているのだから鉄道趣味と同等と思ってよいだろう。

子供の頃からスタッフクレジットを読むのが好きだった。当時は音楽担当や制作協力、現像所、殺陣などが理解できたのだが、監督や作家までは目が行っていなかった。原作「石森章太郎」これだけは忘れなかった。

高校生のときに「戦隊シリーズ」がはじまった(諸説あるがゴレンジャーは別物と私は認識している)バトルフィーバーJであったが、荒削りの中にもロボ戦という新機軸を持ってきたのが新鮮に思えた。就職するまで見続けた。その後時間帯が変わるなどでしばらく離れていたが、「救急戦隊ゴーゴーファイブ」で本格的に復帰した。
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小林女史はこの作品のライターをやっていた。内容的にはもう一歩だったのだが、次作がすごかった「未来戦隊タイムレンジャー」である。タイトルから見ればなんだか意味不明の戦隊なのだが、ここ近年ではかなりハイレベルな仕上がりで、過去の戦隊モノでも屈指のデキだと思っている。今、巷で大人気の永井大(当時はマサル)が主演をしていた。このメインライターが小林女史だった。
time.JPG
画像は戦隊最強の美女と言われた勝村美香演じるタイムピンク。好き嫌いはあって当然だがランキング上位であることは誰もが認めるはずだ

さらに続く。その2年後に復活した仮面ライダーの3作目「仮面ライダー龍騎」 これで本格的に花開いた。現作「ブレイド」まで込みで考えても未だ越えることできない作品である。
ryuki.JPG

小林女史の作品展開は大きな流れがあって、越えられない宿命やライバルがあり、人間心理がありそれに本能が負ける、打ち勝つなどのエピソードが入り、ときおりコミカルが入るという大局観を持ったもの。加えてすごいのが小さなエピソードを織り込み、その伏線を張った上できっちりと検証し、かつ最後まで枯らさない。恋愛も友情もライバルも宿命もすべて物語に盛り込み、それでいて無理な展開がない。とまさに精密機械のようなストーリー展開である。

ただ、唯一の欠点と言うか納得できないのが「エンディング」である。すべてを昇華させるためにリセットをしてしまうという安易な展開をどうしてもしてしまうのだ。

本題。今日小林女史初の他流試合「セーラームーン」の最終回があった。これとて過去の小林作品同様に細かなエピソードを寄せ集めるというみごとな展開だったのであるが、危惧していた最終回。やはりやられてしまったのである。
地球が爆破して終わった。そしてその現象を悲し苦しんだ主人公に復活の儀式を行わせ、自分は死ぬと言う展開、さらに不条理をなくすために新たな命を与えてハッピーエンドという「リングに賭けろ」真っ青の何度も生き返るゾンビシステムをここでも採用されてしまったのである。
龍騎のときもそうだった。主人公が戦いに負け死んでしまう。ライバルは最終決戦に臨むがボスキャラの心の乱れによる自爆でゲームセット。最後の願いが「全部復活」そして主人公が何事もなかったかのように元の生活に戻ってハッピーエンドだった。全く同じだ。

惜しい。実に惜しい。この最後のスタイルさえなければ天才脚本家としてもっともっと尊敬できるのであるが(もっとも十分尊敬に値しているのだが)小林女史にはこのエンディング、私にはわからないサインをだしているのであろうか?

小林女史のインタビューはここ

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