2007.01.12

不二家ピンチ こういうときこそ

<不二家>問題隠ぺいの形跡?「雪印の二の舞い」と内部文書

やってしまったか! の印象である。この隠蔽が一番困る。

ただ、この事件必要以上に騒がれると大好きな不二家のケーキが食べられなくなるという私にとって大ピンチが来てしまう。早いこと他の事件でも起きて不二家叩きがなく、しばらくの反省期間の後戻ってきて欲しい。

不二家のケーキは40代ならみんなあこがれる。他の例えばパン屋メーカーが出すケーキとは全く違うのだ。とにかく美味い。だからクリスマスは「不二家にしてくれ」と親に頼んだほどだ。今でも不二家のケーキだけは別格で食べる。

こんな男でさえ魅了するケーキなんだから無理して価格競争などに入らずにブランドで勝負すればよいのにと思う。

一日も早く謹慎が解けてケーキが復活して欲しい。

PS:個人的には食中毒にさえならなきゃ期限なんて目安にしかならないと思うんだけど。ただ送り手がこれを言ったらおしまいですね。

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2007.01.08

偶然だが 噂のコールド・ストーン・クリーマリーに行く

今日はカミさんのお供で佐野アウトレットモールに出かけたのだが、そこでひときわ並んでいる列を見た。いいにおいもするので見てみるとワッフルを焼いているようで、何か乗せている。どうもアイスらしい。

コールド・ストーン・クリーマリーということを後で知った。netで調べてみると何でもとってもお洒落な店で、私の至近だとサンシャイン60にも店舗を出しているようだ。

Cold
すいません 転載です

こんな感じでアイスとトッピングのようなもの(ココナッツやオレオのクッキー)を混ぜてくれる。ただこれならどうってことないけど、特筆はメニュー アメリカが発祥らしくやたら多い、また別途自由に組み合わせも可能なので無限大に楽しめる。

が、一番の魅力は「店員が突然歌を歌う」ことだろう。佐野ではディズニーの歌を歌っていた。ミッキーマウスの歌などを何の前触れもなく歌いだす。これがまた結構面白い。これがものすごく気に入った。

ただ価格は高い。アイスで500円も取られる。吉野家ならこれで相当食える。男が食うというより彼女とのデート向きだろう。とはいえあの歌を聴きにおそらく通うだろうな>自分

1/9追加:http://www.youtube.com/watch?v=lglZIm2vBLI に歌っているシーンある。六本木

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2007.01.03

あの店は今こうしている 香月

私の手元には古いグルメ雑誌がある。ラーメンブームがはじまった1980年代後半から集めはじめ、92,3年に半分は捨ててしまったのではあるが、それでも数冊は残っている。ここでは残った店、消えた店などを思い出も交えて書いてみる。

angle 1980 2月号 嗚呼!”めん”この長~き友よ! より
「わかめ、昆布(各400円)、のり入り(450円)・・・・海草入りラーメンに人気集中。理由はスープに隠されている」という記述がある。画像には若き店長の姿が写っている。
香月の出自に関しては有名である。千駄ヶ谷の老舗「ホープ軒」がまだNHKの前で屋台をやっていたころ通い詰めた一人のタクシー運転手が香月の社長、若き店長の穴見氏だ。

記事のときは並木橋に店があった。場外馬券場の前で、明治通りは拡幅工事の着手が始まった頃、建物はバラックのような平屋でカウンターが一直線にあった。そして芸能人のサインが当時からあったのである。

香月が良かったなと感じたのは、今でこそ当たり前の「トッピングシステム」を早くに採用して、器をにぎやかしくできたことと、水がフリーで飲めたこと(意外だが80年代は水は店員が補充していた)だった。

食券などはなく、カウンター越しに店員が注文を覚えてくれた。アットホームな感じがした。

そしてその後恵比寿の今の場所に店舗を構え破竹の勢いで成長したラーメン屋になったことはご存知の通り。

並木橋を歩くといつもその位置を確認するのが日課だ。

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2006.11.15

ペットのお茶 次の勝ち商品は

わりとヒット商品を予測するのが得意で、このところ結構当てている。特にお茶系飲料は私が好きなので気にかけている。

ペットのお茶といえば「おーいお茶」 登場直後はこれしかヒットはなかったと言っても過言ではないだろう。他社も真似したが伊藤園には追いつかなかった。

そこに新風が吹いたのが「十六茶」、アサヒが送り出したミックスのお茶ということで緑茶とは異なった展開に驚いた。商品戦略の上手いコカコーラがさっそく改良版の「爽健美茶」を出して市場に定着させた。

次はなんとびっくりのキリンビバレッジが出した「生茶」である。伊藤園と同じ土俵ではじめて対抗の商品が出た。伊藤園を除く他社は全部追従したが、なかなかキリンには追いつかない。キリンはここで一つのブランドを確立した。

次は近年の「濃い味」である。これは私が一番望んでいた商品だけに嬉しかった。伊藤園の出来の良さやコンビニの安売りもさることながら、格段に味の向上をさせたサントリーが濃い味を出して、これが激旨。濃い味が市場に定着した。

さて、大胆予測。次は何かというと私は「ほうじ茶」と見る。二転三転のコカコーラが満を持して出した「一」これのほうじ茶が出たのだ

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ほうじ茶は弁当にも合うし、何せ夜飲むことができるのが大きい。この冬はほうじ茶で一発市場争いをして欲しいと思う。

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2006.09.24

夢か幻か奇跡か 生きていた渋谷場外の立ち食い

競馬に熱中していた頃の話。当時は夏競馬を競馬場で発売せずに場外馬券場で売った。府中に住んでいたので新宿が最寄だが、ここは1000円単位でしか売ってくれなかった。渋谷は500円単位だったのでここで買うことが多かった。

その渋谷の場外の対面には立ち食いのようなスタンドがあった。そこにやきそばだけを売る店があり、よく入った。美味いとはいえないがかといってまずくはなかった。もうなくなっただろうと思っていたら、なんと生き残っていた。

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外観 その1
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外観その2

店の前ではフランクフルトなども売るが、あくまでもやきそばだけのお店である。ちょっと先にはこんなお店も
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まるで地方の競輪場のような雰囲気だ。よくぞ生き残ってくれた。さっそく来週もう一度ここに出かけてみたい。渋谷の場外は明治通り沿い、並木橋の信号が目標だ。

おまけ
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ハチ公バス、代官山ではまるでトランジットモールのようなところを走る。こんなに面白いバスは久しぶりだ。ディズニーランドのジャングルクルーズも真っ青の面白さだ。

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2006.09.17

これが大阪の味か!

大阪では大変人気のあるカレー「インデアンカレー」が東京駅にできたので行ってみた。
てっきり場所は「丸ノ内オアゾ」とばかり思っていたが、正しいのは「丸ノ内TOKIA」、
京葉線の東京駅が近い。

Curry1
メニューは3種類だけ。左から「カレースパ」「カレーライス」「ハヤシライス」

メニューをグッっと絞ってきたのが今までのチェーンのカレーとは違う。何回か前に記事として書いた「スマトラ」のような展開である。

味は一言でいって「妙」。まず甘さが来て、その後に辛さが来る。蜂蜜の中に七味を放り込んだ、そんな感じだ。でも不思議とまずくない。

東京では「水差し」がテーブルの上に置かれ各自好き勝手に水を足して飲むが、ここはそれがない。その代わり店員がひっきりなしに水を足してくれるのだ。

また何か監視されて食べているような気がしてならない。サービスだとは思うが、どうもそれは東京のスタンダードとは異なる。

ちょっとばかり食の東西比較を体験で書いてみるが、大阪は「何かしら得をする」ことが多いように感じる。本年から大阪出張が隔月で発生することになったが、野田のラーメン屋でこんな経験をした。

ラーメンが600円と高いのである。「こんな高くて客が来るのか」と思いながらも食べ終わると200円の割引券をくれた。それは割引を使ったお客に対しても出している。つまり大阪は「最初は高くても、結局最後は安くなる」というスタンダードで、なおかつやっぱり店員が良く働いてくれる。東京はセルフサービスの店ばかりだが、大阪はまだ人手のかかるお店が多い。

このカレー屋、できれば東京のそんなスタンダードに染まらず、ここだけは大阪の文化であって欲しいと思う。でも味は好き嫌いがはっきりでるだろうな。

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吉祥寺いせや建替えのため壊される

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060916-00000024-maip-soci

吉祥寺の名物やきとりや「いせや」が店舗建て替えのため壊されることになった。古い建物なので残したい気持ちもあるが、私はちょっとだけでも良いから雰囲気を新しい店舗に残してくれるのであれば壊されてしまうのはやむを得ないと思う。

吉祥寺は多摩に住んでいる人間にとっては新宿ほど遠い存在ではないけれど立川よりもお洒落ということで良く学校帰りに立ち寄ったものだ。三鷹に住む友人が多かったので吉祥寺に関して詳しい情報が良く入り、中には「全店舗を制覇した」とかいう猛者もいたほどだ。

大人になり、会社の先輩と初めて二階に入ったことがあった。個室で窓の外からは自動車の走る姿が良く見えた。下では立ち飲みが営業される中、こちらは座って一杯やれたのは良い経験になった。

しかし巷でいうほどサービスが良かったかというとこれは残念ながらそうでもなかった。特に二階は注文が通るのが遅く、すきっ腹を抱えてしばし立ち往生なんてこともあった。やはり運ぶ作業は面倒だったのだろう。

同じように浜松町の名店「秋田屋」も一時閉店中と聞く。立ち飲みも世代交代の時期が来たんだろうか。

それでも中央線沿線にはまだまだあるし、上野や有楽町にもある。こういう雰囲気のお店は案外長持ちするのかもしれない。壊される前にもう一度訪問してみたい。

追伸:雨の中、本日撮影してきました

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お店の前ではワンちゃんもお客さん

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意外にもカウンターは空いていた

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全体の画像。ヤキトリの煙がモクモクと出ている

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2006.07.18

西新橋のオヤジのカレー スマトラ

港区西新橋。その昔は田村町と呼ばれ都電が多く集結した。今でもビジネス街としてたくさんの人が街に暮らす。ただ残念なのが都電廃止のあと、地下鉄には恵まれず(今後も)最寄の虎ノ門まで少しだが歩くことになっている。

新橋や東京、有楽町など伝統的なビジネスマンの街はかつて男社会だったことを残すかのようにオヤジ向けの店があり、またそれが今もなお愛され生き続けているというから懐かしくもあり。嬉しくもある。

そんな店、カレーのスマトラを紹介する

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なんてことない店構えだが、変な顔のマークが目立つ。店はカレー一本。オヤジの店はシンプルでなければならない。トッピングだ、ミディアムだなど客の都合なんか聞かない。それにここは並か大盛りしかない。

オヤジの店の特徴の2つめは「符丁」があること。大井町の永楽では「ラーメンと餃子」を注文すると「セット」、ラーメン2つに餃子1つだと「ニコイチ」と注文を通す。

ここスマトラは並を「普通」と呼ぶ。電車みたいだ。入ると「普通ですか大盛りですか」しか聞かない。そしてすぐ出る。

Suma 

これが大盛り。普通はカレーが最初からかかっている。注目はカレー上の鮮やかなもの。これが薬味だ。左から「さくら漬」「福神漬」「紅生姜」全部刻んである。昔の薬味はこうだった。それをふたのないお皿に並べている。上手に使ってもらうだろうというお客を信じた対応がすがすがしい。

食べるのも早く、お客は食べたらさっさと出る。だから回転が速い。これもオヤジの店の特徴だ。私が気に入らないわけがない。西新橋はあまり行く機会がなく、かつ駐車違反がうるさくなったので勝手に路上にも止められず、オヤジの店の特徴である「(土)日休み」ではなかなか食べられない。今日は奮発してパーキングに止めたので300円ほど高くついたが、また出かけてみたい。

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2006.03.25

これぞB級 椎名町の南天

世にB級グルメがあるが、最近は注目されてしまいB級ではなくA級のものまでも紹介されてしまっている。

私が思うB級とは
・ターミナルに出店していない
・JR駅ではない
・チェーン店ではない
・日曜日は休んでも良い
・営業時間も短くても良い

を含んだものが真のB級のようにも思える。今日、紹介するのは西武池袋線椎名町駅前にある「南天」の肉そばだ。

まず「てんぷら」でも「たぬき」でもない「肉そば」というのがB級だ。何はともあれ画像を

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肉の量がかなりある。ただこれはずいぶんと減ってしまったようで、2年前は本当に丼からあふれていた。

ここには大盛りがない。そこで腹の減った人には「おかわり200円」というのがある。このオリジナリティこそがB級だ。あげだまも無料である。

そしてなぜかレゲエ音楽を流している。前回行ったら野球を流していた。肉の量や野球の放送などB級らしさが少し薄れてしまったが、まだまだその怪しさは残っている。池袋に行く機会があれば寄って欲しい。

値段は350円だったと思う。

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2006.03.18

イタリア発 粋な立ち飲み ムセッテイ@新宿

時々お邪魔させてもらっているblog「銀座OL&横浜OLちょっとリュクスな毎日」では本当に毎日素敵なお店が紹介されている。OLだからといって何でも小さいものとかかわいいものとかと思えば、結構私のようなガテン系の人間でも使える紹介があって大変助かっている。今回はエキナカでもあるが、そんな素敵なOL様にお礼の意味も込めて新宿のリュクスなお店を紹介したい。

新宿でも新線の方に昨年10月より「フレンテ新宿」というエキナカショップ群ができた。エキュートEchikaと違い、それほどたくさんのお店があるとは言えないがコーヒショップは他にないものが出店している。

イタリアのコーヒブランド「ムセッティ」がショップ展開をした「カフェ ムセッティ」だ。

フレンテ新宿は新線新宿駅の通路に出来た。昔はコインロッカーしかなかった寂しい場所だった。

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入口

カフェムセッティは新都心口に近いほうにある。大江戸線からだと少し歩く。

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お店の入口

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メニュー 詳しいものはこちら(PDFです)

メニュー的にはイタリアらしくエスプレッソが充実しているのと、アフォガート(アイスクリームのエスプレッソがけ)があるのが特徴だ。

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エスプレッソ

本場イタリアのエスプレッソは数回しか飲んだことがないので、本場と比べてどうだ! と言われても判断しにくいが、とても濃かった感じはする。

店内は銀色で、どことなくメカニックな雰囲気。落ち着くというよりはやる気が出るというインテリアになっている。店頭ではサンドイッチも売っている。

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京王では今後店舗展開を進めていくようだ。他社とは違った展開、これは期待できる。

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