2006.03.18

イタリア発 粋な立ち飲み ムセッテイ@新宿

時々お邪魔させてもらっているblog「銀座OL&横浜OLちょっとリュクスな毎日」では本当に毎日素敵なお店が紹介されている。OLだからといって何でも小さいものとかかわいいものとかと思えば、結構私のようなガテン系の人間でも使える紹介があって大変助かっている。今回はエキナカでもあるが、そんな素敵なOL様にお礼の意味も込めて新宿のリュクスなお店を紹介したい。

新宿でも新線の方に昨年10月より「フレンテ新宿」というエキナカショップ群ができた。エキュートEchikaと違い、それほどたくさんのお店があるとは言えないがコーヒショップは他にないものが出店している。

イタリアのコーヒブランド「ムセッティ」がショップ展開をした「カフェ ムセッティ」だ。

フレンテ新宿は新線新宿駅の通路に出来た。昔はコインロッカーしかなかった寂しい場所だった。

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入口

カフェムセッティは新都心口に近いほうにある。大江戸線からだと少し歩く。

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お店の入口

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メニュー 詳しいものはこちら(PDFです)

メニュー的にはイタリアらしくエスプレッソが充実しているのと、アフォガート(アイスクリームのエスプレッソがけ)があるのが特徴だ。

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エスプレッソ

本場イタリアのエスプレッソは数回しか飲んだことがないので、本場と比べてどうだ! と言われても判断しにくいが、とても濃かった感じはする。

店内は銀色で、どことなくメカニックな雰囲気。落ち着くというよりはやる気が出るというインテリアになっている。店頭ではサンドイッチも売っている。

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京王では今後店舗展開を進めていくようだ。他社とは違った展開、これは期待できる。

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2005.10.31

JR銀行ができるのだろうか

<りそなHD>JR東日本と提携 カード事業と人事交流で

記事によればカード事業と人事交流を骨子とした業務提携で合意。JR東日本の電子マネー「Suica」の機能を搭載した新型キャッシュカードをりそな銀行で発行し、人事交流も大筋で合意とのこと。

これはりそなの社長がJR東出身だからこそなしえる技だと思われる。と同時に私のこれからの鉄道会社の基幹事業として「金融」を考えたい。空前絶後の消費者ローン会社の伸びをみるにつけ銀行各社もいずれはと思っていたところ東京三菱に加え最近は三井住友までが消費性ローンカード発行にやっきになっている。

これとは別のトレンドが7-11(セブンホールディングス)の「セブン銀行」、絶対的店舗の多さを活用しての端末設置、これが実に使いやすい。

マネーに詳しい人ならお気づきだと思うが、深夜土休日の銀行手数料は消費性ローンカードで借りて平日戻すという行為で半減できる。セブン銀行+ORIXカードで私は実践しているが1,000円だけ必要ならORIXで1万円借りて1,000円使い、その場で9000円返すという作業が同一店舗内で即座にできるのだ。手数料は金利だけである。

このシステムを「鉄道の駅」でできたとするとありがたい。JRは現在パートナーを各社に振り分けはっきり言って足元が定まっていない。私鉄各社も京急と新生銀行の組み合わせが一歩抜きん出ている(他社カードの利用料0)が小田急と横浜銀行、京王と都民銀行は単なる「場所貸し」だ。もっと付加価値が付かない限り「自社カード」以外の顧客はつかないだろう。

JR、私はいずれノウハウを得たところでりそなを買収するか、大幅な資本投入をしてくると思う。大都市東京や横浜、仙台、新潟などを営業エリアに擁する同社にとっての駅はまさにお金を生み出す場所だと思うからである。

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2005.08.03

異業種片乗り入れ

東武伊勢崎線北千住駅構内に「ranKing ranQueen」出店

4月のニュースといささか旧聞ですが、半蔵門線が縁で東急が構内出店をはじめた模様。

昔といえば私鉄は百貨店を持ち、ターミナルに出店し、そこに集客を図るために電車を走らせるというのが業務展開の一環だった。しかし東急が東急ハンズを沿線外にも出店するなど80年代から徐々に関連企業が勢力を他の路線商圏に広げていくという例が増えてきた。

2000年あたりからはエキナカビジネスとして駅の構内にまで他社の関連企業が出店するという例が出来てきたように思える。きっかけはさぬきうどんブームと私は見ている。

さぬきうどんのブームに一足早く乗ったJR四国が「めりけん屋」を東日本の駅で展開、これがパイオニアと思う。

次にエキナカビジネスを行ったのが予想外の京阪。京阪というと鉄道や不動産といったいわば鉄道事業の王道を展開する企業で百貨店は守口と枚方2店という流通では地味な存在、そこが「ジューサーバー」という生ジュースのお店を関東、特にJR中央線沿線に展開をしているのだ。
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西船橋にDeliaに出店している店舗

そして売れ筋商品だけを揃えたという「ranKing ranQueen」 、ハンズで一躍存在感を出した東急が送り出した店舗である。

私鉄各社はフード系を中心に得意分野を持っている企業も少なくない。このblogで取り上げた京王電鉄ならカレーのC&C、小田急なら立ち食いそばの箱根そばとおだむすび、そんな中、東武は鉄道事業以外は地味であったところを見ても他社からの提案を受けやすい土壌があったのかもしれない。ジューサーバーに関しては東上線池袋にも出店している。えきればカレーのC&Cも出店してほしいところだ。

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