« 懐かしき番組が復活する | トップページ | AU勝者への長い道のり »

2006.11.04

友を見送った日

自転車ではなく今度は本当に友人がこの世を去った。今日はその通夜が府中で行われた。

友人は高校の同級生で、1年生のときに同じクラスになった。陽気で気さくで誰にでも優しかった。故人になると美辞麗句を並べ立てるが、友はそういうわざとらしさを持たずとも自然に言葉が出る。良い奴だった。

生活は決して順風満帆ではなかった。厳格な両親に育てられ、高校までは遊ぶことを知らず。私が彼に麻雀を教えたほどだ。その後彼は麻雀にはまって身を持ち崩すときもあった。車の免許も同じで、彼が浪人時代、一度自分の車に乗せたところ気に入って浪人にも関わらず免許を取り乗りまわっていた。今でこそ書けるが私の父が違反のもみ消しを何回もやった。

大学は夜学に通いながら仕事と両立、仕事はうまく行ったのだが酒におぼれた時期もあり体を壊す、離婚もしてしまうとちょっと不運も続いた。そして目が見えなくなり障害者となってしまった。今思えば命を奪った病気「糖尿病」にかかってしまったのだろう。

故人の前で友人たちと友を偲んだ。女遊びのこと、インチキで金儲けをしたこと。ただそれが大変さわやかなイメージだった。昔のワルなんて所詮この程度だったのだ。

最後に彼が私に話した今も心に残る一言を書きたい。親子兄弟関係がうまく行かず友人たちにこぼしていたとき、彼だけがこう諭した。

「親兄弟の悪口は自ら言うな。言っても損をするのはお前だ。親兄弟は誉めなければ自分の格が下がるだろう。色々あるかも知れないがとにかく言うな」と。

この言葉は生涯忘れない。天国で達者に暮らしてくれ。そしてまた思い切り暴れてくれ。俺は下界でそれを見せてもらうと。

合掌

|

« 懐かしき番組が復活する | トップページ | AU勝者への長い道のり »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/14942/12545673

この記事へのトラックバック一覧です: 友を見送った日:

« 懐かしき番組が復活する | トップページ | AU勝者への長い道のり »