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2005.11.13

Suicaはカウセンラーになるか?

アメリカにこんな格言があるようだ
「日本でのカウンセラー成功は至難の業だ。なぜなら「街の飲み屋の女将」が有能なカウンセラーだからだ」

今日も疲れたビジネスマンが街に繰り出す。そして女将に愚痴をこぼして明日の活力を仕入れる、日本固有ではなくおそらくアジアに根付いた文化なんだろう。

神田や新橋の立ち食いそばやというのは、鉄道ファンの感覚で見ると少し変である。立ち食いそばやの形態をしているが”立派な飲食店”となる。つまり「流れ」の客以外に「固定客」というのが必ず付いている。社員食堂のない会社においてはその立ち食いそばやが「社食」であり「昼の飲み屋」なのである。

店員も心得ていて「あれっすか?」 客「うん」、これで注文完了である。なかには座っただけで出てくるというツワモノもいる(実際に見ています) 一般客の入店時には「たぬきそばに卵」というのに対して、常連は「当たったよ」(多分競馬だろう)「昨日ケンちゃん来た?」「あそこでさ、鈴木さんに合ったよ」 これでそばが出てくるわけである(笑)

Suicaが街に出始めた。ファミリーマートとジョナサン、ビックカメラなどが使用可能のようである。そしてJR構内は徐々ではあるがあじさいなども使えるようになってきた。

ビューSuicaなら個人情報がJRのセンターに保管されている。そしてSuicaの特長である「購入履歴」というのがタッチの際に残る。つまり「個人の年齢性別住所と購入履歴」が情報として一元管理されるわけだ。これを上手に使えば「男、40代、東京在住の給料日10日後の現金購入の傾向」や「あじさいにおける月曜日の購入層別最多販売商品」などが一目でわかることになる。

将来はわからないが、もし携帯端末に情報を送ることができるようになれば「今日はお子さんの誕生日です。今までの傾向から今日の佐藤さんは新宿で降ります。最寄にはSuicaの使えるおもちゃ屋さんはここです」ということや「月曜日です。今日は新橋にご予定はありませんか? 新橋の立ち食いそばやではサービスフェアやっています」といった個別プッシュ型情報提供が出来るように思える。そしてそれは個人個人の傾向を完全につかんだある種の「カウンセリング型の情報提供」になる。

人間のみが持ちうるきめの細かいサービスが機械に移行される日も近いだろうか。

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コメント

ファミリーマートは知りませんでしたね。
徐々に対象店舗拡大ですか。

3年前香港に行ってオクトパスカードの利便性に驚き、
日本でも同じことが起こるんじゃないかと思いましたが、
それが現実となってきましたね。

投稿: dias51 | 2005.11.13 19:53

SATOさん、今晩は!

う~ん、思わずうなりました。
私は、Suicaは持っていないので、Edyですかね(笑)。
でも、クレジットカードで本の購入はほとんど済ませるので、
カード会社から、新しい経理本でましたと、
メールが来たら、迷わず買いますね。
残念ながら、アマゾンでも、そこまでのサービスをやらないんですよ。全ての私の蔵書を知ってるわけではないから、仕方ないかもしれませんが。

投稿: ニタ@教えて会計 | 2005.11.14 17:30

dias51さん>
韓国も同様で「交通カード」という名前で販売されています。向こうはクレジットカードをいきなりタッチするんですよ。日本ではチャージですが韓国では「充電」と言います。
ニタさん>
amazonの場合は気になる本を巡回するとサーバーが覚えているようで次にページにアクセスすると似たような本がズラズラ出てきます。私の場合はNPO関係の本と営業の本がやたら出ました。和田裕美さんの本が一杯に(笑)

投稿: SATO | 2005.11.21 22:55

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