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2005.11.27

多品目が起こすヒューマンエラー

新幹線が50mオーバーラン 姫路駅、運転士が勘違い

JR西にとっては二度と聞きたくない言葉であるが、記事をよく見るとなるほどと思う。

最初、山陽区間だから停車駅の勘違いかと思った。しかし誤通過警告装置(でもいうのだろうか)は新幹線のような路線には付いているはずと思い直し。確認で読んだところ「編成長の勘違い」で起きたものだった。

記事では「JR西日本によると、運転士が16両編成と勘違いしたのが原因」と書かれている。8両だから「ひかりレールスター」が該当の列車だと思うが、のぞみと同じ700系、運転台などはのぞみと全く同じなのだろうか。
東海区間は早くも車種統一を図り、こだま・ひかりが300、のぞみは700が主流で、500がたまに入る、かつすべて16両とエラーの起こりにくい環境である。

一方、山陽区間は16両ののぞみに8両のひかり、6両4両のこだまも存在し、車両も100系が健在と多種多様、これでは間違いも起こりやすい。

山陽区間は東海区間と違い輸送人員が少ないため一律16両では不採算、それゆえの多品目なのだが乗務員は大変だろう。

しかし京急などは4両から12両まで様々な編成でも問題なく操作できている、このあたりは会社の方針や姿勢も関係しているのだろう。

新幹線は「特急」だ。通勤電車のように「混んで当然」「お客が合わせる」といった考え方は通用しないだろう。停車位置だって全部一番前に固定すればこんなエラーは起きないと思うが、それではグリーン車の位置が号によって全部バラバラという「特急らしくない」サービスになってしまう。

多品目にするにはその環境の後押しも必要だろう。本来なら特急は多品目には向かないはずだ。それを「利益」という名の下で強いられる会社も気の毒だ。

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コメント

オーバーランの原因ではあるはずです。その辺りを再編しないといけないのでしょうね。

京都・大阪に行ってきましたが、JR西は東よりもサービスが悪いかなというのを感じました(違っていたらごめんなさい)。
東福寺の駅は異様に混んでいましたがホーム・階段が狭く、京都発が9:36・9:49・9:51という訳の分からない感覚で、49に乗りましたがホームを出られずに次の電車が来てしまい、轢かれる所でした。
(観光のピーク時に合わせてダイヤ編成をする訳にもいかないのでしょうが・・・)

投稿: dias51 | 2005.11.29 00:23

 山陽新幹線(JR西)は数ヶ月前にも、新神戸駅で同様(ひかりRailstar の運転士が16両編成と勘違い)のオーバーラン事故を起こしています。この時のJR西のコメントは、「運転士に対して再教育を実施する」でした。例の日勤教育でしょうね。あくまでも運転士の責任と。あの会社は107人を殺しても、その意味に気付いていないようです orz。
 多品目が起こすヒューマンエラーという点では、JR東の東北新幹線も停車位置はかなり複雑ですが、同様のオーバーラン事故の報道は皆無です。この辺に、尼崎脱線事故の誘因が隠されていそうです。

投稿: ふずりな@帰省中 | 2005.11.30 12:07

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