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2005.11.16

苦い変更にならなければ・・・

サッポロビールが黒ラベル一新(共同通信)

ビールが好きだ。かつ地ビールなどの特産品ではなく市販のビールが好きである。1985年、会社に入ってからというもの新製品は必ず一度は飲んでいる。経緯も含めて思い出はいくらでも書けるが割愛する。

タイトルが気になる。サッポロは現在第三のビールでシェアを維持し、発泡酒ではもう一歩、ビールはどうなんだろう。あまり聞かない。

まだ発泡酒も第三のビールもなかった時、サッポロは賭けに出た。主力商品の「黒ラベル」を捨てたのだ。覚えているだろうか。巨人の中畑をCMタレントに置いて「サッポロ ドラフト」という名前で金のラベルにしたことを。

酵母だかホップだかの成分を変えて市場に殴りこみに出た。当時はキリンがシェアの6割を取り、アサヒのスーパードライが産声を上げた頃だ。サッポロはこれに運命を賭けていたのだろうか。

結果、大失敗で黒ラベルのユーザーをも離してしまった。私は黒ラベルが好きだったのだが味の変更でメーカーを変えてしまったほどだ。賭けは裏目に出た。

ただサッポロはこの失敗を即座に正し、黒ラベルを併売という形で復活させ、やがて「ドラフト」は市場から消えた。ユーザーが戻ったのかはわからない。その後のサッポロの新商品はどれももう一歩だった。「ハーデイー」などは炭酸の量を増やすとか、味より奇をてらった作戦など色々試行錯誤していたようだが市場には定着しなかった。
もっともキリンとて同じ、モルトドライだのマイルドラガーだのトリビアの種のような商品ばかり、あの頃は各社迷っていたようだ。

サッポロは黒ラベルを戻してからは迷いは消えたようだ。エビスとの2本立て、とんねるずをCMタレントに据え「大人になったら黒ラベル」、三浦友和と加藤茶のコンビで「ビールは喉」、卓球風景の音楽だけのCMなどセンスも上がった広告展開でビール不況の中頑張っていると思う。

今回はブランドは変えないが中身はちょっと変わるのだろうか。さっそく味見をしてみる。

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コメント

SATOさん、こんばんは。
黒ラベルは、自分が一番好きなビールです。
適度なパンチと喉ごしが好きです。
デザインが一新ですか・・・。
個人的には今のままでもいいような気がしますが。
もちろん、既存のまま満足していれば良いものでもないですし、正直サッポロビールとすると、それなりの戦略がなければ尻つぼみになるのは目に見えてますから、やむをえないところでしょうか。
アサヒ、キリン等がミーハー的なビールを出す中で、是非頑張って欲しいものだと思います。

投稿: 五穀豊穣 | 2005.11.17 19:35

ビール不況のなか、サントリーのモルツが天然水を
キーワードに売り込みに成功していると聞きます。
黒ラベルもそういったものの変更が主と考えます。
カクテルにチューハイと100円ベースの酒がたくさん
出るだけに200円ベースのビールは厳しいですよね。
こういうときこそ「ビール減税」をすべきときだと
思うのですが・・ ビール党には残念です。

投稿: SATO | 2005.11.23 10:36

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