« 特撮 | トップページ | 腹痛と保険 »

2005.11.06

さらば ウォーターシュート

いつもの悪い癖だが、ある本や講演会に出ると「興味を持って深く掘り下げたい」というマニアの虫が体の中を走り、結局あれこれと文献を買ったり、Netで調べてあげくは「区民大学」という流れになる。

プロ野球の歴史などは典型で、とあるNetで「黒い霧事件」を見つけ、それを調べているうちに西鉄ライオンズの歴史が知りたくなり、それから身売り先の「福岡野球KK」を知りたくなって、最後は坂井保之氏の講演会を行ったという流れ。自分にとっては一つの興味であそこまで大きく膨らませされたのは嬉しいし、本を売ってもらえた古本屋さんや坂井先生には大変感謝している。

今、その虫がうずくのが「遊園地と遊具の歴史」で、きっかけは2001年に新宿区の歴史博物館で行われた「特急電車と沿線風景」という展示会、特別講演があり鉄道趣味界では知らない人がいない吉川文夫氏がたいへん面白い講演をなさった。その講演内で「日本の行楽は私鉄が影響しているものも多い」という流れで、遊園地の歴史を紐解き、始祖は花見や噴水、入浴などがそれに入ったようだ。

このblogでも紹介した「船橋ヘルスセンター」などはそんな大正から昭和にかけての行楽の大殿堂のような存在で、見に行きここに書いたほどだ。

ここでやっとタイトルになるが、かつて遊園地にはウォーターシュートという施設があった。今で言うTDLの「スプラッシュマウンテン」の最後の滝の落下部分だけをやるそうな設備で、この記事を書いている時点ではまだ日本に現存している。八景島シーパラダイスにある。
しかし今日を持って廃止になるようだ。

私が乗ったウォーターシュートは西武園遊園地で、池のたもとにあった。しかし私は絶叫系が苦手なものだからこの1回のみ、結構スリリングである。しかし傍で見てれば単なる舟の落下であるからアトラクション的には現在では古臭い存在だろう。

しかしこれは先頭に乗る船頭のアクションにウリがある。西武園では着水時に飛ぶだけだったが、他では爆転するなんて場所もあったようだ。「魅せる」という点ではこれに勝るものはなかなかないだろう。

まだ残っていたということさえ知らなかった。もう消えてしまった遊具とばかり思っていた。しかしその最終日に立ち会えないというのは大変残念だ。

PS:レールの上を走るということで広義の「鉄道」のカテゴリにしました。

|

« 特撮 | トップページ | 腹痛と保険 »

コメント

SATOさん、こんばんは。
自分は逆にSATOさんのようなストイックなまでの追求する心が羨ましいですよ。
自分は何をやっても中途半端で、徹底していないためになかなかモノになっていません。
広く浅く、新鮮なものを求めるばかりに徹底ということが疎かになってしまう。
知識を蓄えるのって難しいですよね・・・。

投稿: 五穀豊穣 | 2005.11.08 00:17

私の本業がそこまでストイックになれればなぁと自分で悩んでおります。
調べても金にならないんですよ。話題が豊富っていうのはオフではアイドルになれてもなかなか本業では頭角を現すことができない。セールスに関してはそうみたいです。

投稿: SATO | 2005.11.08 21:46

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/14942/6923270

この記事へのトラックバック一覧です: さらば ウォーターシュート:

« 特撮 | トップページ | 腹痛と保険 »