Primeraさんに送る 営業ちょっと良い話
私のblogに毎日訪ねて来てくださるPrimeraさんのblogは仕事のこと、映画のこと、本のことと理科系の私にとっては全く反対側の論点で書いてくださり大変勉強になります。
自営業、遅ればせながらプロのセールスマンになりたいと大きな野心を持ち始めた今日この頃、駆け出しだった頃の私に3つのヒントをくれた人がいました。いずれもセールスの達人、今日ちょっと良いことがあったので仕事の達人Primeraさんにお話します。
「どんなに売れっ子の営業マンだって、買いたくない人に売ることは出来ない。買いたい人を探すのがセールスマンだ」これは月間1億の定期を取った我が妻の名言。セールスというのは買ってもらえる人を探す商売なんだということを改めて知った次第。探すには数多くの飛込みが必要なんだとこの言葉で知りました。
「何度でも行け、いらないと言われるまで行け、いらないと言われたら『では別のものを買ってください』と言え」これは尊敬する叔父の名言です。叔父はセールスのプロで20代で早くも独立、30代でビルを建て、40代で年商4億を稼ぎ、50代で含み資産20億の資産家にまで上り詰めた男。内気で頭も決して良くなく、スピーチ下手。こんな叔父もセールスを天職と捕らえどんな難敵にも上の言葉で乗り切ったと聞きます。
「SATOさん まぁ営業していればさ、そのお客は買ってくれなくても別の誰かが必ず買ってくれるもんだよ。諦めずにこまめに回ってればその内お客がやってくるよ」
これは仕入先の社長の名言。夫婦二人で小さな資材屋を始め、どんなに小さな仕事も断らずに小さく長く、じっくりとそんな社長も大きなビルを建てました。決して押しは強くない。けれどもいつも同じ調子でお客を選ばない。商いの見本を見せてもらいました。
今日、最後の話が現実になりました。飛び込みやってまだ数週間、誰も買ってくれなかったけど、紹介が一気に2件もやってきた。誰かが買ってくれました。
達人よありがとう。明日も元気良くまだ見ぬお客の門を叩いてみます。
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コメント
部下と仕事の相談をするだけで額に冷や汗が出てしまう僕には営業はできそうもありません。でも、奥様、叔父様、仕入れ先の社長の方、皆さん各々の方法で努力をされていらっしゃるのですね。
基本は努力せよ、さすれば汝は報われん、ということなんでしょうか。どの仕事も基本は同じですね。僕も営業はできませんが、部下から上がってくる書類を数行読んだだけでどの程度努力して書いているかがぴんとくるようになりました。
(タイトルをみて少しびっくりしてしまった小心者の)Primera
投稿: primera | 2004.09.10 00:05